2015年05月04日

特別授業【同人ゲームをルールを読んだだけでえらそうに語る その2】

ボードゲーム大学 特別授業




シミーズ校長が(ルールを読んだだけで)語りつくす!
ゲームマーケット2015 最高に面白いゲームはたぶんきっとコレだ!
・・・と思うんだけども、違うかも。
その2




注意
※あくまで個人のルールブックを読んだだけの感想です。実際の作品を評価するものではありません。4月28日現在のゲームマーケット2015のサイト情報を元に作成しています。写真はそれぞれ作品のオフィシャルページ、もしくはゲームマーケット2015公式サイトにアップされたものを使用しています。掲載に関して問題等ありましたら「 kurashitobgアットgmail.com」までご連絡ください。デザイナーの家族が過剰に反応する等、掲載に問題がありそうな一部の作品に関しましては諸事情によりランキングから除外させていただきました。なかには間違ってルールを読んだと思われる同人じゃないのや新作じゃない作品が入っている可能性がありますが「ゲームマーケット2015の会場で販売される」「ルールを読んで面白いと思った」という2つの基準を優先して掲載しております。





その2
15位から6位までは校長
の好みが大きく影響!





続いて15位から6位まで!





15位
The ほうきギターズ
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■ブース番号 I07 ■ブース名 アルハラシステムズ

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【ここがきっとポイント】一風変わったマジョリティゲーム。手から生徒カードを出して楽器カードをとり、楽器カードを出して場に配置、その楽器に対応するコマを進める。これを他プレイヤーと競いあう。この手のゲームとしては珍しく楽器カードが表向きにずらりと並んでいたり、配置やコマ移動も独特な感じ。テーマも魅力だ。×【もしかしたらマイナスポイント】決定的に地味だ。


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アルハラシステムズは飲酒がテーマの「オトーリバース」をクラウドファンディングを使って再販したことで話題になった。そこの新作だよね。バンドもの。





14位

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■ブース番号 B13 ■ブース名 なまはむ

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【ここがきっとプラスポイント】(制作者も言っている通り)ラベンスバーガーの「スフィンクス」とベースは一緒。迷路をつくって相手にスタートとゴールだけ教え、座標指定でゴールを目指す。通路にモンスターが置かれていることがあってぶつかると戦闘へ。この戦闘がジャンケンポン。しかし工夫があってただのジャンケンポンではない。×【もしかしたらマイナスポイント】でもジャンケンポンには違いない。

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「ドラクエダンジョンR」みたいなマッピングするダンジョン系ゲーム。流行に背を向ける一昔前感はいいよね。





13位
じょだんじょ
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■ブース番号 F25 ■ブース名 MoBGAMES

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【ここがきっとポイント】2種カード企画。記憶しながら手を動かすリアルタイムゲーム。親が1枚ずつカードをめくっていくのでその順番を覚え、その通りに並べるのが目的だ。親がめくっていくと同時に子は並べはじめてよいというルールが効いており、それではもちろん同時平行したいわけだが、果たして。頭と手を同時に動かす難しさ、可笑しさが待っていそうだ。 ×【もしかしたらマイナスポイント】そのほかにも、男女の出現率に違いを出していたり、捨札の順番は変わらないなどといった繊細なルールがあるのだが、忙しいリアルタイムゲームの中にあってどこまで浮いてくるか。単純さが勝ってしまう気がする。

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記憶ゲーム。今回のゲームマーケットでいくつかのサークルが参加してる「2種類のカードしか使わないでゲームを作る企画」のゲームのひとつ。 2種類のカードでゲームを作るって難しくて「サメ警報」みたいな感じというか、いわゆる「シンプルな心理戦」になる。大概がエスパーゲームになっちゃってるなかで、これは遊べそう。





12位
甘い誘惑
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■ブース番号  I22 ■ブース名 コップレジェンド

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【ここがきっとポイント】スイーツカードでお客様を引き寄せる行列ゲーム。スイーツカードにマークと数字があり、お客様カードにはマークしかない。並ぶ条件は、スイーツとお客様のマーク一致は当然として、場の全体を見渡し、もっとも数字が高いことだ。並ぶとその数字は消えるので、次に高い数字が活きる。これが煩雑になりがちな行列モノをスマートに仕上げた。×【もしかしたらマイナスポイント】サイコロを使ったお客様カードの移動や特殊効果に青臭さを否めない。基本的に手番のはじめにのみ並ぶ処理がされるので、次手番まではカオスの海を泳いでしまう。

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昨年秋に「精霊回路ドライヴ」ってゲームで有名になったサークルの新作。見た目が一般の人にウケそうな、最近流行のオシャレ系。ここの「じゅげむとショゴス」は予約しました。そっちはバカゲーですね。これも「2種類のカードしか使わないでゲームを作る企画」のひとつ。




11位
ひらがなセンテンス
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■ブース番号 I06  ■ブース名 YACO PRODUCTS

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【ここがきっとポイント】いくつかのルールがあり、ここでは基本ルールについて。ひらがなをビンゴの如くマスに埋めて文章をつくる。ひらがなが一文字ずつカードになっていて、これをめくっていく。よく使われるような文字は何度も出てきて、そうでないものは一度きりしか出ない、という工夫がされており、このワンアイデアが出色。×【もしかしたらマイナスポイント】ゲームというよりアクティビティなので勝敗云々についてはつくりがゆるい。また、すべてのマスを埋めるまでやるため最後の方に消化試合感があるかもしれない。

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俺も予約してるやつ。ひらがなをつなげる「ストリームス」って感じかな。あんまり聞いたことがない人たち。





10位
SUPER ABDUCTION
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■ブース番号 H21 ■ブース名 ManifestDestiny

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【ここがきっとポイント】1人用。「シェフィ」に似たアプローチのゲーム。シェフィに比べるとコツコツと点数を重ねるような類であり、複雑さからいって、よりゲーマー向けだ。×【もしかしたらマイナスポイント】特殊カードこそないものの、各種効果とその結果が複雑で、どこまでゲームの面白さに貢献しているか。


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17位の「達人」と同じサークル。多くのゲームを発表する老舗サークルで人気もある。俺は昔買ったゲームが、ルールライティングが壊滅的にヤバくて、読むのをあきらめたことがトラウマになってからは手を出さないようにしてるんだよね。当時はその作品専用の用語を多用してて「1枚めくる」とか「1枚カードをプレイする」っていうよくあるアクションがすべて違う言葉に置き換えられてた。だからなにが書いてるのかさっぱりわからなったんだよね。だけど、ここにあがってるってことは、最近はちゃんとしてるのかも。





9位
STEAM WARS
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■ブース番号 E15 ■ブース名 たけのこ攻防

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【ここがきっとポイント】アブストラクト。歯車のコンポーネントが印象的で、これで自陣を広げていく。高得点の中央を目ざすには自陣を大きくする必要があり、そうなると相手から自陣を分断される脅威が待っている。攻防の手を考えられれば深い。×【もしかしたらマイナスポイント】シンプルなルールだとは思うが、ちょっと直観的じゃないところもあり、十分な理解が必要。
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一瞬線路引きゲーかと思わせて、スチームパンクなアブストラクト。そっちかよ!ってなるタイトル。歯車の駒とかコンポーネントにこだわってるんですよね。個人的にはそこまでしたんなら、歯車ぐるぐる回したかった! つーか、校長、アブストラクト好きだねえ。





8位
きょうあくなまもの

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■ブース番号 C02  ■ブース名 Studio GG

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【ここがきっとポイント】2人用の戦闘もの。16枚のカードしか使わないミニマリスム。手番では1枚引いて2枚まで出すという変哲のなさながら、相手を攻撃するカードが3枚しかなく、これをめぐる攻防や読みあいに焦点があたってぼやけない。×【もしかしたらマイナスポイント】16枚で織りなすゲーム展開では幅がなく、単調になりかねない。

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カルカソンヌみたいなタイル配置ゲームに資源生産と発展を盛り込んだ「開拓王」ってゲームを出していたサークルの新作2人用ゲーム。手札16枚でTCGっぽい戦いをするみたい。





7位
Quadra - クアドラ
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■ブース番号 C16-17 ■ブース名 吉々庵

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【ここがきっとポイント】アブストラクト。カードでコマを移動させるのだが、常時2枚のカードで移動させ、うち1枚を毎ターン変えていく。めくられたカードが1ターン遅れてくるところがよい。全体もすっきり。カードの出方に運の要素があり完全情報ではなく、そのため軽い気持ちでアブストラクトを楽しめそうだ。×【もしかしたらマイナスポイント】根幹がマスに対する焦点のあて合いなので、クリエイティブな手を生み出すのは難しそうだ。
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「クライムオン!」と同じサークル。アブストラクトゲーム。今回は発売されないけど、海外のメーカーと組んだトリックテイクのほうが個人的には気になる!




6位
Kigi-きぎ-
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■ブース番号 A38 ■ブース名 ボードゲーム専門店ゲームフィールド

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【ここがきっとポイント】カードをつなげて木を成長させる。カードの辺同士をつなげるのではなく、あくまでカードに描かれた枝をつなげるのが見た目に面白く、このとき同じ絵柄がつながればその分得点。10点以上とったら対象のカードはすべて場から消える。枝が伸びる/折れるという仕組みがテーマとバッチリ合っている。×【もしかしたらマイナスポイント】他プレイヤーの木にもカードを配置できる。とくに終盤、注文カードの成否に強く影響してしまうかもしれない。

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「ゲームフィールドから出る海外のデザイナーの作品。これ、同人じゃないよね? 見た目は完璧。適当なこと言うと、熊本から容赦ない怒りの鉄槌が飛んでくるから俺はなんも言わない! 














Profile
シミーズ.png村の掟を破ってゲームの木をよじ登り堀の外へ。砂漠で暮らすピュアユーロ男爵。校長、SDJ賭博の予想屋、ノットフォーミーおじさんはそれぞれ別人格です!

無題.jpg同人ゲームが好きすぎて、おかしくなったマン。最近、同人ゲーム作家と仲よくなるにつれ、クソゲーの感想については口を閉ざし、ちょうちんマスクの異名をとる。
posted by 暮しとボードゲームおじさん at 20:51| 日記 | 更新情報をチェックする
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